北條時敬
北條時敬
安政5年(1858年)3月23日金沢に生まれる。
1885年に東京帝国大学理学部を卒業、以後第四高等中学校教諭などを経て1896年山口高等学校長、1898年第四高等学校長、1902年広島高等師範学校長を歴任する。
第四高等中学校時代の教え子には西田幾多郎や鈴木大拙、のちに武蔵高等学校第3代校長となる山本良吉がいる。
1913年東北帝国大学総長、1917年学習院長に就任。
臨時教育会議委員として教育行政に関わり、1919年からは平田東助の推挙を受けて根津育英会の創立に参与する。
根津育英会設立後は評議員・監事として亡くなるまでその任にあたった。
1929年4月27日逝去。
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