山上学校
山上学校
1922年の開校時より100年以上続けられている、武蔵高等学校中学校の夏期学校。
開校後まもなく和田八重造講師の進言により、軽井沢の施設を借用した夏期学校を開始した。
都会育ちの生徒に自然の中での生活を体験させ、日常の起居・観察・学習・運動を通じて自ら調べ自ら考え、自らを律することを学ぶ。
1926年からは場所を日光湯元に移し、戦場ヶ原での自然観察、白根山登山などが行われた。
山上学校での登山
戦場ヶ原での自然観察
1937年には軽井沢に「青山寮」が完成し、以後山上学校はここを利用して行うことになった。
1941年、文部省からの通達によって山上学校・海浜学校は取止めとなった。
1942,1943年の山上学校・海浜学校は開催されたが、以後は勤労動員・疎開などのため開催できなくなった。
1949年、青山寮での山上学校が再開される。
軽井沢青山寮は老朽化のため1980年に閉鎖、1981年からの山上学校は赤城青山寮で行われている。
赤城青山寮