錬心舘石碑
錬心舘
旧制高等学校時代に建てられた剣道場「錬心舘」を記念する石碑。
1927年に剣道場が開設され、山川健次郎校長により「錬心舘」と命名された。
錬心舘建設以前から活動を開始していた剣道部はここを拠点に、インターハイ優勝を達成するなど顕著な成果を挙げた。
剣道部の練習
インターハイ優勝を達成した剣道部
1945年4月13日、空襲により焼夷弾を被弾して全焼した。被害者は出なかったが道着や竹刀などの道具はもとより、インターハイ優勝旗も焼失した。
錬心舘開設から50年を経た1977年、当時の錬心舘を偲んで石碑が建てられる。
当初の石碑は大学7号館の南側、11号館に向かう通路にあたる場所にあったが、2021年に11号館建設のため現在の位置に移設された。