正田貞一郎
正田貞一郎
群馬県出身の実業家。
明治3(1870)年2月28日群馬県館林の正田作次郎の長男として横浜で出生。高等商業学校(現一橋大学)を卒業し醤油醸造業、製粉業を経営する。
日清製粉、オリエンタル酵母工業などの会社を設立した。
根津嘉一郎、宮島清次郎とは親しい友人であり、武蔵高等学校設立の初期段階から創設に尽力した。
根津理事長没後も理事として武蔵高等学校・武蔵大学の発展に尽くした(理事在任 1928.9.28-1961.11.9)。
のちに第7代武蔵高等学校長・第3代武蔵大学長に就任する正田建次郎は次男にあたる。