旧大学2号館
旧大学2号館
かつて存在した武蔵大学の校舎。
1952年12月15日に地鎮祭を行って建設を開始し、1953年6月14日に完成、落成式が行われる。
それまで武蔵大学は旧制以来の校舎(現3号館)を武蔵高等学校中学校と共用していたが、この建物の完成によって初めて専用の校舎を持つことになった。
講義用の教室と一部のゼミ室がこの建物に移転し、学務課や学生部の事務室などもこの建物の1階に移転した。
完成当初は「大学新館」と呼ばれていたが、1959年4月の旧1号館完成に際し、「2号館」と呼ばれるようになった。
1982年の大学2号館
この場所にはかつて旧制武蔵高等学校の「慎独寮」跡地に相当する。
1963年、この2号館に隣接して研究棟が建設される。
2000年9月、8号館建設のために取り壊される。