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通史編

本扉

I 根津育英会武蔵学園

II 旧制武蔵高等学校の歴史

III 武蔵大学の歴史

IV 新制武蔵高等学校中学校の歴史

V 根津化学研究所

VI 武蔵学園データサイエンス研究所

年表

奥付

主題編

本扉

  • まえがき

旧制高等学校のころ

大学・新制高等学校中学校開設のころ

創立50 周年・60周年のころ

創立70 周年・80周年のころ

創立100周年を迎えた武蔵

あとがき

  • あとがき

  • 武蔵学園百年史刊行委員会 委員一覧・作業部会員一覧・『主題編』執筆者一覧

資料編

武蔵文書館

  • 武蔵大学「白雉祭」案内冊子ページ

  • 武蔵高等学校中学校「記念祭」案内冊子ページ

  • 武蔵学園史年報・年史類ページ

  • 付録資料のページ

武蔵写真館

武蔵動画館

まえがき

武蔵学園百年史刊行委員会

武蔵学園百年史発刊にあたり、本書の構成について一言ご説明申し上げます。

本書は、『通史編』『主題編』『資料編』より構成されます。

このうち、『通史編』は、いわば学園の正史にあたるものです。

 武蔵学園では、これまで十年ごとに、『武蔵五十年のあゆみ』から『武蔵九十年のあゆみ』まで5 冊の「あゆみ」シリーズを刊行してきました。百年史の「通史編」はこれまでの「あゆみ」シリーズを追補するとともに、学園史の最後の十年分を書き加えたものです。『通史編』は、学園法人、旧制高校、新制大学、新制高校中学、そして二つの研究所の六部に分かれて編成されており、前二者は学園の、その他は各所属校や研究所の担当で執筆され、それらを刊行委員会の責任においてとりまとめ、平仄をあわせたものです。

 学園史の最後の十年分について言えば、いずれの部門においても、百年史全体の中でかなり特筆すべき大きな改革がおこなわれたため、若干分量が多くなっています。刊行委員会の姿勢として、『通史編』については、直接的な歴史評価よりは、なるべく客観的な事実を記述していくことに注力し、「そのとき何があったか」を簡潔に示すことを心掛けました。末尾の年表についてかなり詳細なものを用意したのも、「事実を以て語らせる」方針のあらわれとご理解ください。

 一方『主題編』については、「学園史のトピックスとして面白いもの」を方針としました。

 このため、学園史刊行委員会の作業部会員として、様々な経歴の歴史に詳しい「書き手」を集め、また一部は故人となった方が遺された遺稿の助けも借りながら、「読み応えのあるアンソロジー」を心掛けました。また、「歴史的事実を踏まえて、より深い価値評価に及ぶもの」との観点から、いわば正史を離れた「書き手の意見」も尊重し、『主題編』の記事の殆どすべては、筆者の署名原稿とすることにしました。取り扱うテーマの内容によっては、複数の書き手がちがう観点から書いている場合もありますが、あえて評価の統一、一元化は行わないでそのまま掲載することにした次第です。

 『資料編』(DVD2 枚)については、武蔵学園記念室の30年に及ぶ研究考証の成果(学園史年報など)や約1,600 枚に及ぶ写真、動画、音声コンテンツ等を網羅しました。書物としての『通史編』『主題編』に収録しきれなかった多数のコンテンツを収め、アーカイヴの役割を担わせる企図もあります。読者各位におかれましては、本書の構成をご理解給わり、ご高覧いただければ幸甚と存じます。

 発刊に際し、これまで刊行委員会に給わりました、皆様のご支援、ご協力に厚く御礼を申し上げて、ご挨拶と致します。

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