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通史編

本扉

I 根津育英会武蔵学園

II 旧制武蔵高等学校の歴史

III 武蔵大学の歴史

IV 新制武蔵高等学校中学校の歴史

V 根津化学研究所

VI 武蔵学園データサイエンス研究所

年表

奥付

主題編

本扉

旧制高等学校のころ

大学・新制高等学校中学校開設のころ

創立50 周年・60周年のころ

創立70 周年・80周年のころ

創立100周年を迎えた武蔵

あとがき

  • あとがき

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資料編

武蔵文書館

  • 武蔵大学「白雉祭」案内冊子ページ

  • 武蔵高等学校中学校「記念祭」案内冊子ページ

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武蔵写真館

武蔵動画館

写真でたどる武蔵学園
創立者 根津嘉一郎
旧制武蔵高等学校の校舎(現在の大学3号館)建設中の様子(1922年)
旧制武蔵高等学校の校舎(現在の大学3 号館)の中庭で生徒・学生たちを見守ってきた学園のシンボル、樹齢推定200年以上の大ケヤキ
1923(大正12)年に竣工し、同年発生の関東大震災を耐え抜いた建物。旧制高等学校、新制高校中学の校舎として用いられ、現在は大学の校舎(グループスタディルームなど)として使用されている。正門は2012(平成24)年に現在の場所に新装された。
完成当時の旧制武蔵高等学校の校舎(現在の大学3 号館)と仮の門柱(1923 年)
大学3 号館と正門(1970 年代)
現在の大学3 号館と正門
1928(昭和3)年の竣工で、入学式や卒業式などさまざまな行事に利用されている。大隈記念講堂や日比谷公会堂を手掛けた佐藤功一氏による設計で、旧制高校当時の面影を今に伝えている。
大講堂外観(1928年 4 月15日の開校式当日の撮影と思われる)
大講堂内部(1941年 4月、入学式・始業式)
現在の大講堂外観・内部
創立者根津嘉一郎の喜寿を記念して1936(昭和11)年に設立された。戦禍を免れて化学に関する基礎研究が続けられ、1988(昭和63)年には、研究所上部に科学情報センター棟が設けられた。
現在の根津化学研究所・科学情報センター棟
根津化学研究所 開所式(1936 年)
1951(昭和26)年に仮設された図書館の跡に、初代大学図書館が1963(昭和38)年に完成。1981(昭和56)年に現在の場所に図書館棟が新築された。2004(平成16)年には新設の高中図書館の利用も開始された。
大学図書館(1960年代)
大学図書館の外観
現在の大学図書館内部
木工金工室、化学教室(1928年)。現在の大学図書館付近にあった。
剣道場(旧制高等学校時代)。現在の大学5・6 号館付近にあった。
旧制高等学校時代の集会所。戦後に大学食堂としても使用された。現在の体育館付近にあった。
旧体育館(1928年)。現在の体育館付近にあった。
現在の大学体育館(2021 年)。1 階に身体運動科学研究室、2 階にはシャワー室・更衣室を完備。このほか、7 号館には温水プール、10 号館にはトレーニング室や武道場などが整備され、学生の健康と身体能力向上に寄与している。
新大学1 号館。初代1 号館に代わって2012 年に完成した。太陽光パネルや屋上緑化などを備え、環境にも配慮されている施設である。
2002 年に竣工した8 号館。地下には洋書プラザを備える。
れた青山寮は1980(昭和55)年に長野県の軽井沢町から群馬県の赤城山頂に新築移転し、旧制高等学校時代から続く山上学校も、翌1981 年からこの地で実施されることになった。
濯川の南側にあったグラウンドには高校中学の校舎や体育館、サッカー場、野球場等が整備され、大学のグラウンドは朝霞キャンパスに新設された。
グラウンドの様子(1935年と推定される)
グラウンド南西の農園の様子(1931年)
高校中学の校舎(2005年)とグラウンド(2020 年)
朝霞キャンパス(2012年)
校内を流れる小川は、18 世紀初めに作られた千川上水の分水で、「濯川(すすぎがわ)」と名付けられて学園の景観を特徴付けてきた。しかし、千川の暗渠化や周辺下水道の整備に伴って一時孤立。創立60 周年記念事業として濯川蘇生工事が行われ、周辺の景観も整備された。
濯川中流付近(旧制高等学校時代)
濯川で作業する生徒(旧制高等学校時代)
現在の濯川
開校当初から、英語の授業では40 名の組を20 名ずつに分けて行う「分割授業」が採用された。また、実験を通じて生徒の科学的興味を呼び起こそうとする理科教育も多くの成果を収めた。これらの特色は、現在の高校中学教育や、「ゼミナール」を重視する大学教育にも受け継がれている。
旧制高校での物理実験の様子・藤村信次教授
旧制高校での生物実験の様子・和田八重造講師
大学での授業風景(芹沢彪衛教授)
新制高校中学での英語の分割授業
大学での授業風景(1989 年、丸橋珠樹助教授(当時))
2011 年度から開始された総合講座「やぎの研究」 高
高校中学での授業風景(2004年)
大学での授業風景(2021年)
大学での美術品の取り扱い実習風景。1957 年に教職課程、1980 年には学芸員課程が設置された。
当初は高校中学・大学合同の「記念祭」が開催され、1954(昭和29)年から分離した大学祭は「白雉祭」と命名された。また、学習院・成蹊・成城・武蔵の四大学の文化的交流も図られた。記念祭は高校中学の生徒主体で開催され、「生徒による生徒のための記念祭」が良き伝統として受け継がれている。
記念祭(1941 年)
体育祭(旧制高等学校時代)
大学・高校中学合同体育祭(1950 年)
新制中学の海浜学校(1957年)
四大学オートバイレース(1952年)
四大学運動競技大会
白雉祭(1963 年)
中学の地学巡検(2001年)
高校中学の体育祭(2006 年)
高校中学の記念祭(2010年)
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